Social-ACT
G12

プラスチックの再利用プロジェクトが進行中

豊通ヴィーテクス株式会社
1
0
65
SDGs取り組み内容
人材採用情報
取り組み内容
リンク・ポイント

粉砕機、選別機などを整えた工場を関係各社が見学に訪れた

泥で汚れたプラが水の洗浄だけでここまできれいになる

SDGs貢献ゴール

つくる責任 つかう責任
産業と技術革新の基盤を作ろう
住み続けられるまちづくりを
海の豊かさを守ろう
陸の豊かさも守ろう
パートナーシップで目標を達成しよう

※SDGs17ゴールアイコンの引用元は「国連」です。

17ゴール別SDGs貢献グラフ

G
1
G
2
G
3
G
4
G
5
G
6
G
7
G
8
G
9
G
10
G
11
G
12
G
13
G
14
G
15
G
16
G
17

取り組み内容

廃棄物を回収・再資源化して循環型社会をめざすプラスチックラボが始動
豊通ヴィーテクスは、豊田通商グループの一員として、エアバッグ用クッションやシートインサートと呼ばれるシートの部品など、車に使われるさまざまな繊維製品を製造する会社です。
2024年12月、東員町にある本社工場内に、親会社の豊田通商との共同事業として、プラスチックリサイクル試作センター(PLASTIC Lab.)を開設しました。ここには、廃棄物を破砕する「粗破砕機」、これをさらに細かくする「乾式粉砕機」、汚れを落として粉砕する「洗浄粉砕&脱水機」、風力で異物を飛ばして単一素材を取り出す「風力選別機」を備え、企業から持ち込まれる廃棄物から、粉砕・洗浄・選別・乾燥の工程を経てリサイクル材を取り出す作業を行います。
例えば車のバンパー。そのまま処分しようとするとかさばって扱いづらいですが、細かく砕けば容積もぐんと小さくなり産廃費用が削減できます。
異物を取り除いてさらに細かくフレーク状にすれば、素材として販売することができます。さらにこの素材の物性を高めることができれば、自社製品の材料として再利用することも可能です。
さまざまな素材が混ざりあった廃棄物から単一の素材を取り出すには、かなり高度な技術が必要ですが、この分野で卓越した技術に加え経験と実績のある廃プラ再生機械メーカー・日本シームとタッグを組みました。
すでに何件かの案件が持ち込まれており、廃棄物から何が生み出せるのか、試作が始まっています。単一素材にするにはどのような選別方法が適切か、選別後に物性評価を行いどんなものの材料として有効かを検証したり、プラにバガス(サトウキビの絞り粕)や海藻などを混ぜて機能性を高める実験も進んでいます。

エアバッグ製造時に発生する端材をリサイクル
豊田通商グループのプラスチックリサイクルの取り組みは、ほかにもさまざまな場面で始まっています。
豊通ヴィーテクスの主力商品であるエアバッグを製造するベトナム工場では、材料のナイロン生地を裁断するときに多くの端材が発生していました。その量は年間560トン。ナイロンの布はシリコンなどがコーティングされた複合繊維であるため、リサイクルするには高度な技術が必要で大半は廃棄されていましたが、再生素材メーカーであるリファインバース株式会社の技術により、再資源化に成功。2023年11月、ベトナムにナイロンリペレット工場を開設し、ナイロン端材のリサイクル事業を開始しました。

Car to Carリサイクルへの挑戦
さらに、自社の製造工程で発生する廃棄物にとどまらず、廃車になった自動車の部品を再資源化する取り組みも始まっています。これまでは、廃車になるとエンジンなど価値のある部分を取り除いたあとは解体して焼却処分されていましたが、解体前にエアバッグを取り出して回収、再び自動車部品として利用しようという試みです。車から車へ、マテリアルリサイクルの実現をめざしています。


同店の取り組みは、ゴール12(つくる責任つかう責任)を中心に、ゴール14(海の豊かさを守ろう)ゴール15(陸の豊かさも守ろう)などその他ゴールに広く貢献しています。

あなたがこの取り組みとつながる方法

購入する
利用する
取引する
参加する
応援する
一緒に働く

#リサイクル

記事作成者:運営事務局

いいね!1

応援メッセージ

ログインをすると応援メッセージの投稿ができます。
初めての方は、アカウント登録(無料)をしてから投稿してください。

豊通ヴィーテクス株式会社

シェアされたSDGsポイント合計 2

SDGs貢献ゴール

つくる責任 つかう責任
産業と技術革新の基盤を作ろう
住み続けられるまちづくりを
海の豊かさを守ろう
陸の豊かさも守ろう
パートナーシップで目標を達成しよう

※SDGs17ゴールアイコンの引用元は「国連」です。

17ゴール別SDGs貢献グラフ

G
1
G
2
G
3
G
4
G
5
G
6
G
7
G
8
G
9
G
10
G
11
G
12
G
13
G
14
G
15
G
16
G
17

シェアされたSDGsポイント

2

前月末比較
2
前日比較
0

SDGsウエイト

SDGs貢献ゴール

つくる責任 つかう責任
産業と技術革新の基盤を作ろう
住み続けられるまちづくりを
海の豊かさを守ろう
陸の豊かさも守ろう
パートナーシップで目標を達成しよう

※SDGs17ゴールアイコンの引用元は「国連」です。

メインゴール

G12
つくる責任 つかう責任

サブゴール

G9
産業と技術革新の基盤を作ろう
G11
住み続けられるまちづくりを
G14
海の豊かさを守ろう
G15
陸の豊かさも守ろう
G17
パートナーシップで目標を達成しよう
更新日
2025/06/25
開設日
2025/04/22
SA-No.
80
豊通ヴィーテクス株式会社